10億円のノンリコースローンを今でも受けられます2 ノンリコースローンのほうが審査に通り易い訳

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 高額物件は中小企業にリコースで貸すよりも、ノンリコースで貸すほうが、審査に通り易い場合があります。いずれも、担保評価額は重要です。最悪事業を清算する際には売却して残債を返済するからです。それ以上に重要なのは収支です。銀行はノンバンクとは異なり、担保物件を競売にかける前提の融資はしません(ノンバンクはその前提なので旧ライフ住宅ローンは共同担保を沢山取る訳です)。賃貸収益から十分返済できるかどうかが、最も問われます。
 では物件さえ良ければ誰でも融資が受けられるかというと、そうではありません。皆様ご存知のとおり、個人向けアパートローンでは、属性や資産背景が問われます。法人向け事業資金融資では、格付が問われます。ゆえに、収入・資産の多い個人、また、財務内容の良い法人でないと、高額な融資は受けられないのです。
 その点ノンリコースローンは、制度の建前としては、それらが問われず、物件の担保力と収益力のみでの審査になります。実際には管理運営能力が必要ですので、全くの素人や金銭管理ができない人(例えば、日給を得たら毎日飲食や博打でその日の給料を全て使ってしまうようなその日暮らしの人)には貸しません。業界勤務経験があり業務に詳しい人が事業に従事していたり、既に本格的に不動産賃貸業をしていたり、ということは求められるでしょう。しかし、格付けはさほど重視されません。
 リコースローンは、格付けが悪いと受けられませんし、ある程度格付けが良くても、中小企業が1案件で十億円超の融資を受けるとなると、審査のハードルは上がります。複数案件で十億円と1案件で十億円とでは、中小企業にとっても金融機関にとってもリスクの高さが違いますので。実際、私の会社でも、1案件で十億円の融資を受けるのは難しいですし、また、そんなリスクは負いたくありません。現在銀行からノンリコース的な融資の紹介をされているのは、高額なリコースローンは当社の財務力から判断して難しいので、それ以外の枠組みで融資をしたいという銀行側の意向があるものと推察しています。
 では、どうしてノンリコースローンのほうが、金融機関にとってもリスクが低いと判断できるのか、ノンリコースローンの仕組み等についてご関心のある方は、
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