区分の漏水トラブル1

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 先々週何があったかといいますと、区分所有建物の漏水です。賃借人さんがしばらく不在にしていて入室したところ、上階の人が水を溢したこととにより天井から水が垂れて、また、共用部給排水管の漏水により壁がぬれて、という原因で部屋が使えない状態になっていました。
 一棟所有ならば直ぐに家主が直せば良く、特に、アパートならば雨漏りは別として、水道屋と必要に応じて大工を行かせれば、床や天井の板を切って漏水を拭いて管を直して板を塞げば水漏れ工事はすぐに終わります。あとは濡れた1階のクロス等を張り替えるということになります。マンションですと原因究明や給排水管へのアクセスはそう簡単にはいかないでしょうが、とにかく家主が業者に直させれば済みます。
 ここまでの費用は住宅総合保険の「水濡れ事故」で担保されます。責任が専ら上階の入居者にある場合には、下の階で入居者の所有物が毀損した場合は上階入居者の個人賠償保険で担保されます。そして、家主の損害復旧にかかった費用を家主が保険金請求した場合、その保険会社が、上階入居者の借家人賠償保険の保険会社を通して上階入居者に求償するそうです。また、家主としては、自分の保険は使わずに、入居者の借家人賠償保険を使ったほうが、自分の保険会社や保険代理店に負担をかけないので、そのほうが望ましいです。原因が上階入居者にない場合には、建物及び付帯設備の損害の修復は家主の住宅総合保険で、そして、家主の責任で入居者の家財等を毀損してしまった場合は、家主の施設賠償保険でで、それぞれ担保されます。
 こうしたことは知識として持っていたのですが、今回区分所有建物ということで対応が分からず、保険代理店、損害保険鑑定人と弁護士に相談しました。区分所有建物の漏水トラブルは厄介です。どういうことか、詳細にご関心のある方は、人気ブログランキングをクリックして下さい。もし皆様のご関心が強いようでしたら、修繕、損害賠償と保険について、あと数回書こうかと思います。
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