親の資産や連帯保証を利用して融資を受けると困るだろうこと

NO IMAGE

 1週間無断欠席して済みません。買付・融資付・決済で仕事が忙しい中、父が病気で入院してしまいました。この間コメントや人気ブログランキングへのリンクのクリックありがとうございました。
 父は実の父ですが私と歳がかなり離れていて戦前生まれです。喫煙せず飲酒も少量で健康体だったのですが、年齢には勝てなかったようです。父は私の連帯保証等を全くしていないし資産が家だけで相続税が発生しないので、万一の場合でも私の仕事は従来通り続けられますが、親に保証人になってもらって不動産投資している人は(実際どれほどいるのか知りませんが、独身者は親に連帯保証人になってもらうべきと書いている不動産投資本あります)保証人の親が死ぬと影響を受けますよね。
 私はアパートローンではなく事業資金融資を中心に受けていますが、中にはアパートローンもあります。団体信用生命保険限度額の枠内ならば連帯保証人無で済む銀行が多いですが、1億円の枠だとマンション一棟ですぐに超えてしまいます。そのため、かつて、力のある営業マンが父の連帯保証付きで1億円を超えた融資を勧めてきました。「借りて下さい」と言われることは有難いことなのですが、親の連帯保証というのは親が高齢ならば長続きせず、連帯保証債務が子供に相続されますね。それゆえ、銀行は兄弟姉妹に連帯保証人になるよう求めることでしょう。
 私は法学の専門教育を受けたことが無いので詳しく分かりませんが、親の連帯保証債務を私一人が相続することもできるのでしょうか。そうなると、保証人がいなくなり銀行は困りますね。アパートの賃貸借契約書には保証人が欠けた際には貸主が認める保証人を新たに立てるという条文が入っているものを良く見ますが、銀行取引約定書や金銭消費貸借契約書には、保証人が欠けたときの記述がありません。だからと言って代わりの保証人を立てなければ銀行との関係が悪くなります。そして、保証人がいなければ追加の融資は受けられなくなります。
 
 親に保証人になってもらうよう書いている不動産投資本には、親が死んだあとのことまで書いてありません。銀行に黙っておけば分からないこともあるでしょうが、同じ銀行に保証人の口座があると、自ずと分かってしまいます。そうすると、代わりの保証人を、という話になるはずです。
 また、親が資産家で相続税が課されると納税資金を用意しないといけません。私は沢山の不動産を買っているので、中には相続案件もありました。相続税支払いのために相続人が相続財産を売りに出すのです。そういう事情から安く買えた物件がありましたが、相続税を支払う方は、いくつもの不動産を急いで売らなければならず大変です。
 幸か不幸か私はそういうことが全くないので、仕事への影響はほとんど生じません。また、親や妻子が連帯保証人になるというのは、個人向けアパートローンの場合です。法人の事業性融資は代表者が法人の連帯保証人になるだけで、家族等第三者の保証は不要です。そのため、私は保証人も団信も無く、十億円以上借りることができるのです。もっとも、私が死ぬと私が会社の連帯保証している債務が家族に相続されることになりますので、家族に迷惑をかけない対策を今講じています。
 さて、話を戻します。担保や信用の不足を補うために借りる際に共同担保提供した場合、借りる際の担保評価や融資額と、共同担保抹消時の返済額とで、計算方法が違うことがあることが分かりました。返すときには担保掛目が厳しくなったり、信用部分がなくなったりして、本担保の評価の不足を補うだけの内入れが最低限必要です。それだけではありません。銀行は、その貸出先に対する全債権の担保評価の余力を求めたがり、また、貸出額が多くなるほどリスクが高くなると判断したりするので、ノンバンクのように一物件ごとの担保評価ではなく、全体での総合的判断になり、びっくりするような高額な内入れ額を提示されることがあります。
 実際に私がどのようにびっくりしたのか、担保土地の固定資産税評価額と残債、そして、銀行員から非公式に提示された額を示して次回の記事で説明しようかと思っています。続編にご関心のある方は、人気ブログランキングをクリックして下さい。ご関心のある方が多ければ、明日の記事で続きを書きます。
人気ブログランキングへ

日記カテゴリの最新記事