ネット起業家・自営業者のための不動産投資講座3

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 サラリーマンはスルガ銀行とオリックス銀行からサラリーマン不動産投資ローンでお金を借りて不動産投資するのが一番簡単です。一方、ネット起業家・自営業者がこれら銀行から借りるのはかなり大変です。サラリーマンでは無いからです。
 私はスルガ銀行からは不動産投資ローンを借りているのですが、今のような審査基準ではなかった何年も前の話です。当時、スルガ銀行は「属性」の悪い人でも融資を受けられるとして有名な銀行でした。その後、不動産不況で他の銀行が不動産向け融資をしなくなる中で、スルガ銀行は「属性」の良い人を対象にした融資をするようになりました。そして、オリックス銀行(以前はオリックス信託銀行)は、スルガ銀行から借りた時期に申し込みましたが断られ、その後、毎年1回申し込んでいますが、全く貸してくれません。サラリーマンでは無いからです。
 しかし、その他の銀行・信金は、エリア外のところを除いて、ほとんど私の会社に融資してくれます。会社の設立が2007年4月であり、4年半営業しています。確かに私の本の2章4節に書いたとおり、2008年は融資付に苦労しました。いわゆる「創業赤字」で財務状況が悪かったし、業歴も短かったからです。その後業績が良くなるにつれて、以前断られた金融機関からも次々と融資を受けられるようになりました。
 重要なのは会社の業歴・業績です。自営業者中でもネット起業家の財務状況は、概して金融機関から好まれます。私は会社設立前の2006年に、前年度利益100万円のインターネットビジネス(個人事業)の決算書を持って個人で不動産投資資金の融資を申し込みましたが、大抵審査に通りました。たとえ利益100万円でも黒字は黒字です。3期連続黒字でした。その点、赤字会社の経営者よりも有利なのです。そして、借入金が無く固定費がかからない財務状況を評価されました。
 インターネットビジネスだから当然なのですが、当時、未だそのような常識はありませんでした。売上のために広告宣伝費や外注費はかけましたが、それらは売上に応じて随時調整可能です。従業員の給料や、店舗・工場の家賃、また、仕入資金、こうした、一般的な事業で必要な経費がかかっておらず、安全な貸出先と判断されたようです。
 たとえ役員報酬千万円以上取っている会社の社長でも、固定費が多いと売上が落ちた際にたちまち赤字になってしまいます。自営業者が不動産投資資金の融資を受ける際には、従前の事業に加えて事業を多角化し、不動産賃貸業を営む資金という扱いになります。不動産賃貸業は売上が安定的なので物件次第で高額な融資を受けることが容易でと感じていますが、金融機関が自営業者に融資する際には、不動産賃貸業の利益が従前の事業の赤字の補てんに回ることを危惧します。ですから、融資を受ける人格が別であっても、経営している従前の会社の決算書を丹念にチェックされるのです。
 また、自営業者が不動産賃貸業を新規開業する際には、従前の事業の格付けによって、貸出できる先かどうかがある程度決まります。インターネットビジネスで赤字になることは、よほど無計画に広告費を使ったりしない限りあまり無く、数年事業を営んでいるネット起業家の格付けはかなり良く出るはずです。
 ですから、事業の多角化ということで不動産賃貸業を始めるに際して、融資を受け易いと思います。インターネットビジネス以外の自営業の方も、既存の事業の格付けを良くすることがまずは重要です。
 では、ネット起業家・自営業者がどのような金融機関に融資を申し込むと融資してもらい易いのか、また、既存の事業でどのような金融機関と取引しておくのが良いのか、続編にご関心のある方は人気ブログランキングをクリックして下さい。
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