銀行員に騙されないよう注意すること4

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 私が、警察、検察、金融庁、銀行協会と裁判所に対して、今回どのようなアクションを起こしたのか、答えは一切何もしていない、です。
 まず、警察に詐欺で告訴しようとしても「初めから騙すつもりではなかったかもしれない」と、また、銀行法違反で告発しようとすると「銀行法違反何て言われても分からない」と相手にされないでしょう。特に後者に関しては、業法違反は生活安全課のようなところが取扱い、銀行業法違反と言われても分からないし、コンメンタール・逐条解説が地域の警察署に置いてある訳でも無いし、そういうものを調べて立件できるだけの法律知識・能力を持った警察官は地域の警察署には通常配置されていません。
 経済犯罪の告訴・告発は検察の特捜部が向いていますが、もっと大きな事件を扱うのが通常であり、予め予約した上で告訴状・告発状と資料を行くと、コピーを預かってはもらえますが、刑事事件として相応しい、そして、起訴して有罪に持ち込む確証がある、ということでないと、受理してもらえません。受理しなくてもその前に、被告訴人・被告発人を呼んで事情を聴いてくれる可能性はありますが、故意に犯罪を犯したとの立証が難しい、ということで不受理で終わってしまうでしょう。
 そして、検察から銀行に連絡がいくと、銀行は訴えられたということで、非常に構えます。多分、今後一切の融資を私にしない、ということになるでしょう。逆の立場で考えればすぐに分かります。自分のことを刑事告訴・告発してくるような入居者とは、付き合いたくないですよね。将来その入居者が自分の物件に入居申し込みしてきたら断りますよね。
 銀行協会の斡旋制度を使うのも似たようなところがあります。単なる相談・苦情ではそう関係が悪くなるものではありませんが、協会から銀行に、こういう話が来ているから対応して、と連絡が行くだけで、効果も期待できません。銀行の本部に手紙やEメールを送るのとあまり変わりません。銀行協会を動かすには斡旋制度の利用を正式に申し込む必要がありますが、これは銀行業法に基づく裁判外の正式な紛争解決制度であり、「紛争」が起きていることが前提となります。紛争を起こす顧客とは取引したくない、となるのは前段と同じです。
 私達の仕事はお金を借りられないと事業拡大のペースが遅れます。何億円も持っていれば自己資金で購入してネット収入数千万円ということができますが、数千万円の自己資金で不動産賃貸業を本格的にやろうと思ったら、融資に頼らざるを得ません。問題の銀行に今融資申し込みするつもりは全くなく、引き上げてしまいたいくらいですが、5年後はどうか分かりません。新しい融資商品が出来たり、プロパーで融資・審査方針が見直され今よりも有利な条件で借り易くなったりするかもしれません。しかし、紛争を起こした客というレッテルを貼られると、いわゆる「ブラックリスト」的なものに入ってしまい、その後取引できなくなってしまいます。私たちが敷金返還で紛争になった入居者に今後一切部屋を貸したくないと思うのと、同じですね。
 さらに、訴訟になると、原告・被告双方の実名が公開されます。裁判所に行くと分かりますが、個人名や会社名が入口に張り出され、誰でも法廷で傍聴することができます。そして、訴状・答弁書・準備書面・判決文等の記録は第三者でも閲覧できるので、外から丸見えです。興信所の探偵がそういう情報を取得している可能性があります。
 個人情報保護法の下でも、「クレーマー情報」のようなものは企業が秘密裏に取得して、第三者に提供したり共有したり、ということが可能になっています。存在が明らかになることで利益を害するから、ということで、法的に認められています。本当のクレーマーや反社会的勢力だけでなく、同法条文にあちこち出てくる「財産の保護のために必要がある場合」という例外規定によって、紛争を起こした顧客の個人情報が業界で合法的に交換されることがあり得るのです。
 そして、この法律は文字通り「個人」の情報保護であり、法人情報は一切保護されません。
 ゆえに、銀行からお金を借りたいのに銀行と紛争を起こしてはいけないのです。 
 紛争を起こさないで銀行の対応改善を促す方法として、金融庁への情報提供があります。以前は各業態ごとの○○監督第△課に簡単に電話を繋いでもらえて監督担当の職員と話すことができました。苦情の取次や解決の斡旋は業界団体の仕事であり金融庁はしませんが、法令違反の疑いについては、速やかに会社に事実確認等してくれた様子を窺うことができました。しかし、相談室が出来てからは監督課職員に電話を繋いでもらうのが難しくなり、相談室を通して情報提供する形になってしまいました。
 では、私がこの問題をどのように解決しようとしているか、そして、嘘を付いて融資した営業マンやその上司がどのように対応しているか、借り換え融資実行後の経過にご関心のある方は、人気ブログランキングをクリックして下さい。
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