全空の物件を融資で買う2

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 間が空いてしまってすみません。続きです。
 アパートローンではなく法人融資ですと、信金でも都銀でも、全空の物件でも借り易くなります。どうしてアパートローンで借りられないものが法人融資では借りられるのか、プロパーはオーダーメイドだからという答え方もあるでしょうが、私はもっと重要なことを言いたいです。
 それは、不動産賃貸業をそれなりの規模で営み業績の良い法人というのは、金融機関から不動産のプロとみられるので、全空でもその会社が選んだ物件だから入居者が入るだろうと、事業計画書を楽観的に捉えてもらい易いのです。また、万一入居者が入らなくても既存物件のキャッシュフローから返済できるので大丈夫、とみられることもあります。
 一方、アパートローンというのは元来地主や資産家の土地活用・相続税対策・事業承継であり、例の銀行はサラリーマンの資産形成目的ですが、いずれにせよ、借主は素人と判断されます。ゆえに、現状の入居状況やマスターリースを前提としてその賃料から返済できるか、という観点から審査されます。一応事業性資金ではあるのですが、アパートローンの借主は不動産のプロとはみなされないので、全空の物件をうめる力があるとは、思ってもらえないのです。
 もちろん、地主・資産家やサラリーマンでも不動産に非常に詳しい人がいることは事実です。しかし、そうでない人のほうが多く、アパートローンでは素人相手の審査基準になっているため、全空物件に融資を付けるのは難しい訳です。
 不動産取引の世界では、宅建業者がプロで、それ以外は素人とされています。しかし、不動産賃貸業に宅建免許は不要です。金融機関にプロと思ってもらうためにはサラリーマンの副業とか財テクとか思われないように会社を経営する必要があり、自営業者のほうが不動産賃貸業のプロとみなされ易いと思います。サラリーマンを続けながら何とかする方法があるのか、私はサラリーマンをしたことが無いので分かりません。
 本当に融資を沢山受けたいならば、サラリーマンを辞めて不動産賃貸業を本業にしたほうが良いとは思いますが、融資に依存した不動産投資は金利が上がると成り立たなくなるので、あと何年続けられるか分からない「ハイレバレッジ不動産投資」のためにサラリーマンを辞めなさいとは、なかなか言えませんね。
 ところで、「人気ブログランキング」のポイントが物凄く上がっています。これは、例の悪徳銀行員の話に期待してのことでしょうか。そうだという方は、人気ブログランキングをクリックして下さい。明日の状況によっては、事の経緯を詳しく説明するかもしれません。
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