事業性資金融資での保証会社付きとは2

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 銀行や信金に無担保・無保証の融資や、購入不動産担保の高額なプロパー融資を申し込もうとしても、事業性資金に関しては、申込書さえなかなか出してもらえません。中小企業の融資のステップとして、
1.預金取引
2.保証協会または保証会社付き融資
3.プロパー融資(代表者保証のみ)
という流れが通常です。
 不動産賃貸業に関しては5年位前にいきなり3番から始めて必要資金全額を借りる方法が流行りましたが、今は無理です。かといって、私は今1番から始めているかというと、そういう金融機関は全くありません。2番から始めています。
 1番からのほうが借り易いかもしれませが、貸してくれるかくれないか分からないところと取引しても、時間と経理コストが無駄になる恐れがあります。融資に結び付けるためには事業性預金口座を開設して数百万円入れるとか、顧客から振込受け入れや公共料金引き落としに利用するとかしなければならず、そのようにして融資取引に引き上げをはかるのは、私は最終手段だと思っています。
 財務内容がさほど悪くなければ、いきなり2番から入ることが可能であり、そのほうが金融機関に決算データが登録されますので、闇雲に預金取引を続けるよりもずっと意味があります。また、融資取引1年以上になると、保証協会付きでも20年返済の融資制度が使えるようになります。
 公的な保証協会については先月のブログ・メルマガでかなり説明しましたので、昨日から民間保証会社の保証について書いています。私は民間保証会社の保証付き融資を昨日初めて申し込みました。ノンバンクが銀行の保証事業に次々と参入していますので、このような融資商品は今後増えていくことでしょう。
 以前から民間保証会社保証のビジネスローンを色々な銀行が提供していることは知っていましたが、なかなか申し込むものが見当たりませんでした。貸金業界を取り巻く諸環境の変化により、消費者金融会社や不動産担保ローン会社が銀行の保証業務を積極的に行うようになってきました。そういうものの中には銀行融資でありながら金利が10%以上のものもあり、とても使う気になりません。
 私が行っている不動産賃貸業では、年率10%以上の純収益率を上げることが難しいので採算が合わないということもありますが、そのような高金利で借りては、他の金融機関から融資を受ける際に不利になるということがあります。
 確かに高金利でも与信取引ですので、返済実績になり、その後、保証協会の融資期間20年の保証制度を利用できるようになるかもしれません。しかし、新規の金融機関が融資審査する際には、既存の借入金の内容が見られます。いくら有名銀行から借りていても、金利10%では、その金利でしか資金調達できないリスクの高い事業者とみなされてしまう恐れがあります。
 同様の趣旨でノンバンクから借りてはいけないと言われることが多いですが、一概にそうともいえません。ノンバンクでも銀行金利並みのところもありますし、超長期の固定金利で融資するところもあります。私は現在2つのノンバンクの借入残高があり、多いときは4つのノンバンクから借りていましたが、それを理由に融資申し込みを断られたことはありません。むしろ、その情報も含まれた資料を新規の金融機関に持って行くと、ノンバンクからの借り換えを勧められ、それがきっかけで融資取引を始めることができたケースもあります。
 ノンバンクと言っても購入不動産を担保に入れた融資であり、金利は変動で4%未満、固定で6%未満と、銀行金利並みです。ノンバンクが保証する銀行融資の中には、ノンバンクの高い保証料と銀行の金利が加わり、10%以上の金利になっているものがあり、そのような高金利な「銀行借入」をするならば、むしろ、低利のノンバンクから借りたほうがましです。
 確かに返済実績作りになる面もありますが、消費者金融会社や不動産担保ローン会社が保証する高金利のビジネスローンはお勧めしません。
 このブログは不動産賃貸業の方に多く読んで頂いていると思いますが、あと数日間、他の業種の方のためにもなる情報を書けたらと思っています。ご質問等をコメント欄からお寄せ頂けますか。
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