地震保険セミナーの打ち合わせ 約款や契約のしおりを見ても分からないところだらけの地震保険の支払い基準

NO IMAGE

 今日は三井住友銀行でアパート購入資金融資(オーバーローン)の実行があり、その後、未だ取引の無かった地銀にて、ノンバンクの借り換え契約をしました。地元の地銀・信金はこれで「完全制覇」です。家から少し離れたところに未だ取引していない第二地銀が二つあるのですが、ここでは「エリア外」と言われてしまっていますが、第二地銀ではなく(第一)地銀に関しては、神奈川県内に支店網を展開している地銀とは、全て融資取引できたことになります。
 その後、私に高額な地震保険金を払ってくれた某損保会社の営業担当と支払責任者と、地震保険セミナーの打ち合わせをしました。講師に損害保険鑑定人(損害保険会社から委託を受けて損害状況を鑑定して損保会社に調査・報告する人)を招きたかったので、取引している保険代理店に相談したところ、その損保会社に話を取り次いでくれました。
 そして、今日の打ち合わせは、損保会社が委託している損害保険鑑定人が、どの程度まで話をしてくれるのか、ということでした。「契約のしおり」に載っていることしか話してくれないのならば、皆様に満足して頂けるセミナーにはなりません。それを見ても記載されていないことや、分からないことが沢山あるからです。
 地震保険約款では「一部損」とは3%以上20%未満の損害とされていますが、どのようにしてそれを判定するのか、約款には全く書かれていないのです。一部損保の「契約のしおり」には、「地震保険損害認定基準表」が抜粋されているのですが、抜粋のためあまり意味を成しません。
 例えば、RC造の表では、「近寄らないと見えにくい程度のひび割れがある」程度の被害の割合が10%以下だと損害割合0.5%で、50%を超えると損害割合5%になると書かれています。一部損の認定は損害割合3%以上ですので、「近寄らないと見えにくい程度のひび割れがある」程度の被害の割合が50%を超えていれば一部損になることは分かりますが、肝心なのはどの時点で損害割合3%になるのかです。それが、契約のしおりでは分からないのです(10%-50%の間のどこのラインで、一部損認定がされるのか)。「地震保険損害認定基準表」の全部を見れば、それが分かります。この表は通常、地震保険金を支払われた人にしか提供されないのですが、26日(日)のセミナー開催が実現すれば、セミナーで全て公開してもらえることになりました。
 また、「近寄らないと見えにくい程度のひび割れが10%」って、どこをどう測ってどうやって計算するか、「地震保険損害認定基準表」に書かれていません。その計算方法は、通常、地震保険金請求時に調査にくる鑑定人や損保会社の支払い担当者を質問攻めにしないと、なかなか分かりません。その計算方法を、セミナーで説明してもらえることになりました。
 鉄骨造の表では、「外壁および目地にわずかなひび割れ、かすかな不陸がある」と損害割合が出されることになっていますが、「不陸」とは何でしょうか。今日の打ち合わせでは支払担当の部長さんと課長さんが来て下さったのですが、お二人とも分かりませんでした。そして、その被害の程度によって、損害割合が1-5%になるのですが、表を見ても、被害の程度が何%なのか、どこをどう測ってどう計算するのか、全く不明です。
 木造の表では、「着目点」として柱・外周基礎・屋根面・外壁面の4つが主要構造部として記載されており、鉄骨・RC造に比べて分かり易い部分はありますが、例えば、外壁面の被害の程度が10%というのをどのように計算すると思いますか。外壁面というのは面積ですね。それに対し、外壁面のヒビというのは、幅は1mmも無いような線であり、ヒビの長さは測れますが、それをどのように面積で測るのでしょうね。
 このように、地震保険の認定基準というのは謎だらけです。私は何件もの地震保険金を受け取り、その都度、どういう計算でその損害割合になるのか徹底的に質問しましたのでかなり理解しましたが、そういう計算方法は、損保会社の支払い担当者と鑑定人限りの情報とされ、公開されていないのです。
 どういう基準で保険金が支払われるのか契約者に知らされないというのは、おかしいことだと思いませんか。今回のセミナーが実現すれば、もしかすると保険業界初の契約者・契約検討者向けの地震保険支払基準解説の場になります。鑑定人が保険会社社員や代理店向けに講習会を開くことはしばしばあるものの、一般の方向けに行うのは聞いたことが無いと、その保険会社の人が言っていました。
 保険会社と鑑定人にとって、これはかなり思い切った試みなのです、そのため、せっかく協力してくれる損保会社ですが、社名は出さないで欲しいとのことでした。また、鑑定人の氏名や経歴もネット上に事前公開せず、セミナー来場の方だけに知らせる形にしてほしいとのことでした。社名や鑑定人名を出し、それが損保会社首脳や他の損保会社、損害保険協会等に知られると、横槍が入りセミナーできなくなる恐れがあるとのことでした。
 今日の打ち合わせで、皆様に満足頂けそうなレベルの話をしてもらえそうなので、話を先に進めることにしました。後は、採算面です。講師となる鑑定人の講演料は未定です。私のセミナーなら講演料を払う必要が無いので少人数でもできますが、講演料が高額だとそれなりの人数を集客しないと赤字になってしまいます。
 そして、会場について、これまで私主催のセミナーは藤沢産業センターというところで行ってきましたが、会場側は200人収容とか言っているのですが、実際に200人収容すると受講環境が非常に悪くなることが、昨年末のセミナーで分かりました。ただ200人収容できるスペースがあるだけで、200人のセミナーはできません。最前列の人は良いとして、後ろの人は前の人が邪魔になり、また、距離的に遠くなり、講師・スクリーン・ボード等をよく見ることが難しいからです。そこで、今回は、大学の大講義室のように、座席が後方に行くほど高くなる会場を見つけました。この会場なら、前の人の頭が邪魔で見えないということが少なくなります。
 しかし、そのような会場は会場費が高いんです。市民会館のようなところは安いですが、椅子だけで机が無いので、セミナーには適していません。大学は私企業のセミナーには会場を提供してくれません。そんな中で、専門学校が作った講義用の大教室を見つけました。ここならば受講環境は良いですが、その分値段も張るので、多くの方に集まって頂かないと採算が取れません。そこで、私の融資セミナーとの二部構成にすることを検討しています。
 そんな訳で、ご参加希望の方は、前回の記事から投票をお願いします。
 
 さて、話を戻します。ファミリータイプの場合、安易に空室の賃料を下げて募集すると、賃貸経営に大打撃が生じる恐れがあり、私はそれに非常に気を配っています。どういうことか、私の賃料設定の考え方にご関心のある方は、人気ブログランキングをクリックして下さい。
 
人気ブログランキングへ

日記カテゴリの最新記事