金利の引き下げに成功6

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 もうこれ以上融資できないという結論を出したC信金が、なぜそのような客の金利を下げたのでしょうか。それは、借り換えられたくなかったからです。一般に、審査が厳しいと言っても金融機関はお金を借りてもらう商売ですので、既に長期契約で貸したお金を返してもらいたくはないのです。C信金がもう貸せないとの方針を伝えたことで、私にとってC信金と取引を続ける意味は薄れました。私は神奈川県のいくつもの金融機関と取引していますので、C信金としては、他の金融機関に借り換えられてもやむを得ないと思いつつ、融資できないという判断をしたのでしょう。
 それが、「金利を下げてくれれば、既に借りている分は引き続き借りておいても良い」と私が言ったので、C信金の融資担当者は非常に喜んだのです。私が借り換えでC信金に返済すると、その分の融資残高を稼ぐには住宅ローンを数本獲得しなければなりません。その残高が本部への申請書を書くだけで維持できる訳ですから、C信金担当者としてはおいしい話です。
 都銀は別として、地銀・信金は、一つの貸出先に対して大抵数億円までしか貸してくれません。リスクの集中を避けるためです。私たちが複数物件に分散投資をするのと同じ発想ですね。同じ利益率と返済後キャッシュフローならば、5億円1物件よりも、1億円5物件のほうが良いですよね。
 借り換えの金利は通常よりも低くするのが一般的で、信金でも1%台の金利を提示してくるところがあります。C信金の借入について既に取引のある金融機関に依頼すればどこかしらが借り換えを引き受けてくれますが、そうすると、その金融機関からの借入残高が増え、「リスクの集中を避けたい」と融資を受けられなくなるリミットに近づいていく訳です。金利引き下げ交渉が決裂すれば借り換えということになりますが、今回はC信金が私の条件を全て受け入れてくれたので、借り換えしないことにしました。C信金とは2,3年後に再度金利交渉をするつもりです。
 ただし、既存取引金融機関のすべてをC信金のように維持するつもりはありません。借り換えをすることで、ビジネスチャンスが広がる可能性があります。実際、対応が遅い銀行が一つあり、このままの状態が続くならば借り換えてしまうかもしれません。私が借り換えをしても良いと考えるパターンについてご関心のある方は、人気ブログランキングへをクリックして下さい。
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