旧ライフ住宅ローン(住信L&F)から借り換えることの利点

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 金利が下がることが第一ですが、この会社は違約金2%を取ります。ですから、仮に金利が1%下がっても違約金を回収するのに約2年かかる計算になり、他の経費を考えると、3年位しないと金銭的メリットが出ません。3年以内に売却することになれば、結果的に損をすることになります。今回、D地銀が借り換え引き受けの審査に通してくれましたが、金銭面ではさほど得しません。A地銀は2%未満の金利なので、そこまで下がれば1年で違約金を回収できます。
 では、もしD地銀に借り換えた場合のメリットは何でしょうか。それは、共同担保が外れることです。旧ライフ住宅ローンは、売買価格がどんなに割安でもそこに担保掛け目が入るので、共同担保を求められます。私が旧ライフ住宅ローンに提供している共同担保は非常に多く、それが外れることがメリットになります。
 共同担保が外れると、空いた物件を担保に再度ライフ、あるいは、銀行や信金から融資を受けることができます。ですから、担保提供によって新たな物件を買い易くなるというメリットがあります。
 また、担保提供しない場合でも、所有不動産が無設定だと、その時価を金融機関が純資産として見て、融資審査に有利になります。金融機関にもよりますが、共同担保提供していると余力があっても資産とみてもらえない場合もあるようです。
 例えば、新たに時価5千万円の不動産Aを5千万円の融資を受けて購入し、既存物件B、Cは無設定だったとします。すると、
不動産 時価 設定額 純資産
A 5,000万円 5,000万円 無し
B 1,000万円 無し 1,000万円
C 1,000万円 無し 1,000万円
計 7,000万円    2,000万円
このように2,000万円の純資産になるところ、B、Cを共同担保提供すると、  
不動産 時価 設定額 純資産
A 5,000万円 5,000万円 無し
B 1,000万円 5,000万円 無し
C 1,000万円 5,000万円 無し
計 7,000万円       無し
このように純資産無しと判断される恐れがあります。
 
 ですから、あまり金利は下がらなくてもD地銀に借り換えて共同担保が外れることは、新たな融資を受けて事業拡大し易くなるというメリットがあるのです。
 さて、金利引き下げは他の金融機関でも実現しました。信用金庫の例です。この信用金庫からの追加融資は望めないのですが、金利は下げてくれました。追加融資できない客の金利をなぜ下げたのか、ご感心のある方は、人気ブログランキングへをクリックして下さい。
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