市場の歪みを突く投資1

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 私は高校生の時に投資信託取引を始めましたが、景気を反映して価格はどんどん下がっていきました。そのため追加投資はしばらくしなかったのですが、大学を出る頃までにはお金がかなり貯まったので、大学を出て大学院に入ってからは、外国為替証拠金取引をするようになりました。しかし、これもまた失敗しました。相場が上がれば儲かるが下がれば損するという取引はリスクが高いことを身をもって知り、その後、相場の上げ下げに拘わらず利益を得られる方法が無いかどうか模索するようになりました。
 当時外貨の金利が高かったので、レバレッジを効かせて円を売って外貨を買い、金利差を稼ぐ投資をしたこともありました。不動産投資と同様、キャピタルゲインではなくインカムゲインを狙う投資ではありましたが、買った外貨が下がれば証拠金を追加しなければならず、相場の上下に依存する取引であったことには変わりなかったのです。
 そこで色々調べた結果、株と転換社債の裁定取引にたどり着きました。転換社債とは株に転換できる社債のことで、詳しい説明は省略しますが、株価と連動して動く要素を持っています。同じ上場企業が株と転換社債の両方を発行していれば、裁定取引できる可能性があります。
 裁定取引とは、同種の二つの物について、理論値よりも高いほうを売って(金融証券市場では自分の持っていないものを売ることができ、これを空売りと言います)理論値よりも低いものを買い、それらが逆転したり、理論値と市場が同値になったりしたときに決済して利ざやを稼ぐ投資法です。
 さらに、合併予定の企業の株を利用した裁定取引もしました。合併比率が1:1で理論上同じ株価になるはずでも、実際の株価は一致しません。その市場の歪みを利用して利益を上げていました。
 金融証券に慣れていない方は、分かり易い物の売買を考えて見ましょう。金は貴金属店等で買取りをしてくれます。A店の単価が千円、B店の価格が千百円だったら、A店で買ってB店で売れば利ざやを稼げます。
 もっと馴染み深い例を挙げましょう。金券ショップは多くの方が1回位は使ったことがあるでしょう。額面千円の商品券について、C店の販売価格が950円で、D店の買取り価格が960円だったら、C店で買ってD店で売れば儲かりますね。
 もっと現実的な例を出しましょう。大手古本店では機械的に値付けをしているため百円で売られている本がかなりありますが、その中には、一般的な古本相場でかなり高価なものが混ざっています。百円で買ってヤフーオークション等で千円で売るということが出来てしまうのです。
 理論値とか相場よりも安く買うことができれば、それを理論値や相場で売ることで利益を出すことができます。
 私は、この手法を不動産投資に応用しているのです。続きを読みたい方は、人気ブログランキングへをクリックして1日お待ち下さい。
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