繰り上げ返済の注意点3

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 その後、いくつかの取引金融機関に取扱いを聞いたところ、
・毎月の返済額を減らす
・期間を短くする
・どちらにするかお客様と相談して決める
という3通りの答えがありました。今回取り上げたケースは2番目のタイプだった訳ですが、住宅ローンの一部繰上げ返済ですとこのタイプを望む方も多いでしょうから、銀行がそれをデフォルトとしていても、文句は言えません。
 担保の一部抹消を伴う繰上げ返済では、いくら繰り上げ返済したら抹消するかという稟議を担当者から上に上げます。その際に、融資期間を変えずに返済元金を減らすというその後の返済方法を併せて申請してもらえれば、問題は生じなかったようです。事前に話をしないで一部繰上げ返済してしまったため(大失敗ですね)、せっかく長期でとってもらった融資期間を短くしてしまいました。
 土地を一部売っての一部繰上げ返済というのはあまり無いケースだと思いますが、皆様の中でも、
・融資対策としてキャッシュフローを良くするための一部繰上げ返済
・共同担保不動産売却に伴う一部繰上げ返済
というのは、今後十分起こり得る話だと思います。その際、「融資期間はそのままで毎月の返済額を減らす」とあらかじめ言っておかないと、返済額そのままで融資期間を短くされてしまう恐れがありますので、お気をつけ下さい。
 幸い、私の場合は繰り上げ返済額が約500万円で当初借入額の1割程度でしたので、投資全体から見ると微々たるものでしたが、場合によっては事業に致命的な打撃を与えることも有り得ます。
 そして、皆様お待ちかねの、「期間を短くするのではなく返済元金を減らして欲しいと」と言ったことへの銀行の回答ですが、「今から変えるとなると『条件変更』になり、今後融資を受ける際に不利になりますのでお勧めしません」とのことでした。
 返済猶予法による条件変更と同じ扱いにされてしまうということです。つまり、債務の返済が難しいので毎月の元金を減らして融資期間を延ばして欲しいと申請をした人と一緒にされてしまうということです。
 その銀行からは今後も融資を受ける予定なので、条件変更申請はしませんでしたが、私は転んでもタダでは起きません。結果的に、得することになりました。どういうことか、知りたい方は、人気ブログランキングへをクリックして下さい。
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