フルローンを受けるには8

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 積算評価が売価を上回る物件であればフルローンを受けられる可能性があります。
 土地については、中小の金融機関は公示価や路線価を使います。公示価は町内に調査点が一箇所あるかどうかですが、これをもとに担保不動産との比較を数値化して土地の評価を求めるのが、不動産鑑定で行われている土地の評価です。公示価は更地の実勢価格とされています。そこまで細かく評価を出せない金融機関は路線価を使います。
 路線価には、道路に付いていて、市街化区域にある多くの道路には路線価が付けられています。路線価は公示価の8掛けと言われており、公示価を0.8で割る、すなわち、公示価に1.25をかけると公示価水準となります。金融機関の土地時価評価額としては、路線価の1.25倍が最高だと思います。実際には、土地の形状その他様々な要因によって補正をかけられ、評価が安くなります。また、建物が建っているということで土地の評価が下がる場合もあります。金融機関によっては、細かく補正をかけないで、路線価の1.1倍とか路線価そのものを時価とするところもあります。ゆえに、金融機関の土地評価は路線価~路線価の1.25倍に面積をかけたものになることが多いです。ただし、斜面が含まれている場合等はこの限りではありません。
 次に建物です。原価から減価償却していきます。原価は建築単価に建築面積をかけたもので、木造は12-15万円、鉄筋コンクリート造は17-20万円位で評価されます。減価償却期間は法定耐用年数のことが多いですが、より短い期間で減価償却する金融機関もあります。
 そして、土地と建物を合計していくらになるか、ということです。次の記事で、具体例を挙げます。その次は、良く言われている「属性」について見解を述べたいと思っていますが(同じ物件でも、フルローンで借りられる人とそうでない人がいますので)、だんだんポイントが低下してきましたので、皆様のご関心が薄いようでしたら、話題を買えます。このシリーズの継続をご希望の方は、人気ブログランキングへをクリックして下さい。
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