最近の融資情勢と金融機関対策3

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 私の場合、今年に入って立て続けに融資してもらっているのは、地元の信金です。きっかけは税理士の紹介です。信金は税理士事務所を回って顧客紹介を依頼していますので、税理士からの紹介があると、前向きに検討してもらえます。私の会社は設立2年少々で、直近の決算期では黒字になりましたが、その信金に融資を申し込んだ際に提出した2期前の決算書では、減価償却費を引くと赤字になっていました。
 それでも融資を受けられたのは、決算書の表からは分からない経営の実状、特に、キャッシュフローを重視してもらえたからです。頻繁に不動産を買っていると、登記費用と不動産取得税が経費になるため、また、その一方で、期の途中に購入すると家賃収入は1年分入ってこないため、所得が低くなりがちです。もちろん、建物の簿価を高くして、減価償却費も沢山とっています。
 金融機関によっては決算書の内容をコンピュータに入力してスコアリングを出し、それが融資可否に重要な結果を及ぼすのですが、信金では、そのような方法を取らないところがあります。税金を固定資産税とその他に分けて明細を出すことで、登記費用(登録免許税)と不動産取得税は一時的な支出として、経常的な経費には入れないで計算をしてもらえました。また、キャッシュフロー表を出し、今後の収支見通しを理解してもらえました。
 「これだけ沢山物件を持っていて、これだけキャッシュフローが出ているのだから、融資して問題ないでしょう」というのが、支店長の判断だったようです。加えて、購入する物件の評価がありました。
 長くなりましたので、続きは次回にします。人気ブログランキングへをクリックして、1日お待ち下さい。

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