社債(私募債)の発行2

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 人気ブログランキングのポイントが伸びません。話題がマニアックだからでしょうか。しかし、資金調達の話は重要です。私達庶民は、借り入れ抜きには、高額な不動産投資ができません。スルガ銀行までもが貸し渋りをしており、融資で困っている投資家は多いのではないでしょうか。一方で、預金金利が1%も付かない中で、より有利な資金運用先を求めている人達も多いはずです。間接金融が上手く機能しなくなっていると言えるのではないでしょうか。ゆえに私は、マイペースで、社債の話を今日も続けます。
 私募債について分かり易く書かれた本に、二見達彦著『小さな会社の実務 少人数私募債の実務とツボがわかる本』シーアンドアール研究所(2009)があります。私募債発行に必要な書式の雛形のCD-ROMが付いており、自ら発行事務を行う方法が具体的に書かれています。一方、多分最も詳しい本は、みずほ銀行証券・信託業務部編著『私募債の実務 改訂版』金融財務事情研究会(2007)です。この本は、金融機関の私募債業務担当者向けに書かれています。
 この本によれば、「発行・期中事務や元利金支払の取りまとめ事務については専門的な事務知識や事務インフラが必要とされるため、通常これらの事務を担当する財務代理人(FA)が指名される」とのことです。そこで私は、一昨日、みずほ銀行に行き、財務代理人になってもらるかどうか話をしました。
 渉外の若手行員が対応した後、副支店長が出てきてくれました。そこで言われたのは、
・銀行が社債を引き受ける(買う)以外の取扱いはしていない、つまり、財務代理人だけ担当することはしていない。
・手間と手数料収入を考えると、数億円規模の起債でないと割が合わず、数千万円規模では話に乗れない。
・個人投資家49人に勧誘して引き受けてもらうというのは、非常に手間がかかり、協力できない。
・これまでの深い取引があって初めて社債という話になり、当初から社債のお手伝いをすることはない。
というようなことでした。
 他の銀行にも問い合わせましたが、似たような回答でした。社債の引き受けをせずに財務代理人に就任する業務形態をとっているという金融機関もありましたが、社債の引き受けを機関投資家にしてもらうことが前提で、個人投資家に販売する場合の財務代理人業務はしていないとのことでした。一方、小規模な金融機関では、私募債を出すような取引先企業は通常無く、全く分からないという回答でした。
 ここ1週間、本を出しているみずほ銀行の他、取引先金融機関と、ウェッブページに社債関連業務を載せている都市銀行、信託銀行に問い合わせましたが、財務代理人を引き受けてくれそうな金融機関は見つかりませんでした。
 しかし、そうした中で、有益な助言を下さる方もいました。長くなりましたので、次回に続きます。人気ブログランキングへをクリックして、1日お待ち下さい。

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