サラリーマンを辞めても融資を受けられるか4

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 3点目は、所有不動産の金融機関評価額が借入残高を上回っていることです。つまり、債務超過ではないということです。ここでのポイントは、不動産の価額を簿価ではなく金融機関評価額で見られるということです。
 サラリーマンの間は、その属性の良さから、評価を超えて融資を受けることも可能です。また、収益還元評価で積算評価を上回る融資を受けられた方も多いと思います。しかし、金融機関が所有不動産を評価するのは積算です。評価を超えて融資を受けていれば、債務超過とみなされます。その状態では、融資を受けることは難しくなります。それでも、サラリーマン向け融資を得意としている一部金融機関は属性評価で貸してくれることもあるようですが、多くの金融機関は融資をしません。
 ゆえに、不動産投資が順調にいっているからと言って安易に仕事を辞めると、その後の事業拡大ができない恐れがあります。仕事を辞める前に、自己点検しましょう。土地は固定資産税評価額を0.7で割り戻せば公示価ベース、つまり、時価ベースになります。建物は、単価と耐用年数をRC、鉄骨、軽鉄、木それぞれ、17万円の47年、34年の15万円、19年の13万円、22年の13万円で減価償却すれば時価になります。土地・建物の合計額が借入残高より多いでしょうか。
 現状債務超過の方は、サラリーマンのうちに、積算評価が売価を上回る物件を購入して、債務超過状態を脱出されることをお勧めします。そういう物件は何百件に1件位しか表に出てこない希少なものですが、私に相談を申し込んでいる方には、毎週のようにそのような物件情報提供しています。
 債務超過の不動産貸付業者は金融機関から相手にされません。キャッシュフローが潤沢だからと言って勤めをすぐに辞めないで、不動産の純資産を増やしてから専業大家となることで、金融機関と付き合うことができます。
 次回に続く。続きを読みたい方は、人気ブログランキングへ をクリックして下さい。

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