アパート売却まで秒読み3

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 収益不動産の売買は、売買代金の授受だけでは済みません。敷金と賃料の清算を同時に行います。賃料は、一般的な売買契約書に記載があり、前日までを売主の分、当日以降を買主の分とします。今回の場合、決済が3月30日なので、3月29日までの29/31は私の収入、その後の2/31は買主さんの収入となります。具体的には、月額賃料合計額が324,000円ですので、その2/31の20,903円と4月分賃料324,000円とを合わせた344,903円を売主から買主に支払うことになります。
 敷金については、売買契約書の特約で引き継ぐことを入れます。本物件では521,000円の敷金を賃借人から預かっているので、それを全額買主に支払います。
 そうすると、売主から買主に865,903円が支払われることになります。不動産を買う際には諸経費がかかりますが、収益物件を月末近くに決済すると、敷金と賃料の清算で、登記費用分位のお金を売主からもらえますので、決済時の諸経費は、さほど必要ではありません。しかも今回、皆さんにお知らせしたとおり、登記費用を全額売主負担としましたので、買主さんには余裕資金が生まれます。
 一方、収益物件にしろ一般物件にしろ、売買代金以外に、買主から売主に支払われる金銭が通常あります。それは、固定資産税・都市計画税の精算金です。税法上、納税義務があるのは1月1日時点の所有者であり、実際の納税をするのは売主になります。しかし、不動産取引の慣行上、税金は日割り計算して清算します。標準的な売買契約書にはその旨書いてあります。
 このように、収益不動産の決済では、売主から買主に、買主から売主に支払われる金銭があり、それぞれ領収書を発行します。仲介業者がいる取引ですと、仲介業者が領収書を用意して精算金明細書を作ってくれますが、今回、仲介業者がいませんので、私が作らなければなりません。
 ところで、なぜ私がこの満室アパートを売却することにしたと思いますか。続きは明日。明日の記事が楽しみな方は、「人気ブログランキング」へのリンクを是非クリックして下さい。

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